月までの距離、サルとヒトの差、養老孟司さん
人類初の月面踏査を成し遂げたアポロ11号の宇宙飛行士は、レーザ光を反射させる鏡を月面に据えて帰還しました。これによって地球と月の距離は1m以下の誤差で測定できるようになりました。反射鏡が置かれたのは、月面の“静かの海”。月の白黒パターンをウサギに見立てると、ちょうど顔に相当するところです。
青色レーザーについて検索したら、TDKのScience Museum というページに行きついた。これはなかなかいい記事だな。
養老孟司さんの『人間科学』(筑摩書房/2002)に、月までの距離なんてのは普通の人には、きわめて不正確であってもなんの問題もないが、「ロケットを飛ばすかなにかで非常に重要になれば、きわめて細かく算出される可能性がある」(p.92)なんて書いてあるのだが、なんのことはない、もう40年も前から「きわめて細かく算出されていた」ことになる。全然、知らなかったな。
そういえば、チンパンジーとヒトの遺伝子の差がわずかに1.23%にすぎない、なんてデータについても、養老さんはよく著書の中でも書いているけれど、これは以前の推計方法による「きわめて不正確」なものだったようだ。つい最近の研究では、5パーセント以上は違うとか。まあ、それでも、基本的な論旨に影響があるわけではもちろんないけれど。
チンパンジーとヒトの遺伝子の差異についての発表はここ↓(もちろんぼくはきちんとは読んでない。)
http://www.nature.com/cgi-taf/DynaPage.taf?file=/nature/journal/v429/n6990/full/nature02564_fs.html
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