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2005/01/04

むかしのノート

少し窮屈になったので引き出しの中の古いノート類を捨てようと思ってぱらぱらと読み始めたら、これが案外面白い。日本語、英語、中国語が書きなぐってあり、下手な絵もところどころにちりばめられている。そうそう、このころはこれに興味を持っていたんだよね、なんて思いながら読んでいるうちに捨てる気が失せた。(笑)

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仕事が忙しく余暇などあまりなかった頃の方が、むしろよく勉強していたんだな、と反省。
この頃は、PCは持っていたが、(台湾製のDOSV機)これが電気掃除機なみの騒音を出す奴だったから、たぶんせっせといろんなことを手書きで書きためていたんだと思う。あるいは、比較するのももちろんおこがましいが、南方熊楠のノートなんかに影響されていたのかも知れない。
このブログもある意味では自分用のノートのようなところもあるのだが、そうはいっても、一応は人様に読んでいただくことが大前提なので、むかしのノートのように自分だけにわかればいいといった身軽さがない。やはり手書きのノートをきちんとつくって行く方が、いろんな肥やしになるのかもしれない、なんてことを考えた。



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コメント

文中の「へたな絵」というのは、写真中のクジラ?の写真のように見える立派な絵?のことでしょうか。
手書きであるがゆえに書けること。自分のメモであるがゆえに書けること・・・。
これは(まずは自分にとって)、とても大切なメッセージだと思います。

話はいつも飛びますが、こうしたノートのたぐいで今思い出すのは、マルクスの経済学批判要綱とか呼ばれている覚え書き(「資本家的生産に先行する諸形態」を含むやつです)。

部分的に日本語で読んでいたのですが、ある経済学部のゼミ生が見せてくれたその原文の文字列には(当時は少しドイツ語も読めたのでしょうか?)かなりのショックを受けました。
ちなみにマルクスは、私の読んだ限りでは<Kapitalismus>ということばをほとんど使ってないので、<kapitalistisch>という形容詞を「資本主義的」と訳すのは疑問です。<Kapitalist>の形容詞形と考えるべきと今でも思っています。

もう一つ。田中正造のメモ。全集を持っていたI君に見せてもらった自治に関する単語が並び線が引かれた憲法論の図のようなメモ。これをみたときはしばらく震えがとまらなかった記憶があります。

ともに感性豊かだった?20歳代の思い出です。
が、マルクスにせよ、正造にせよそのノートはかなり晩年に書かれたもののはずです・・・・。

投稿: かぐら川 | 2005/01/04 23:43

やあ、どうもです。マルクスの自筆原稿はどこがいちばんたくさん持っているんでしょうね。やはりロシアかなあ。
ぐぐったところ、東京大学経済学部図書館がマルクスの自筆書簡をインターネットにのせているようです。
(1878年1月1日付トマス・オルソップ宛の書簡)
http://www.lib.e.u-tokyo.ac.jp/tenjikan/marx.html

どうも判読はできませんが、なんとなく英語で書いたもののように思えます。

投稿: かわうそ亭 | 2005/01/05 18:36

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