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2005/04/29

いのちよりも大切なもの

『すべてきみに宛てた手紙』長田弘(晶文社/2001)から。

一つの時代を歴史において際立たせるものは、その時代に人びとが生きた価値観です。そして、二十世紀というこの百年の時代を、歴史に際立たせることになるだろう最たるものが何かを、いまふりかえって言えば、それはじつに端的な一つの価値観だったように思われます。すなわち、時間のかかるものは悪である、という。・・・・
トヨタのカンバン方式やセブンイレブンのロジスティック・センターのようなものに象徴される「優良」をそんなにもてはやす必要があるのだろうか、とつねづねわたしは考える。効率と最適化の極限までの追求がそんなに大切なものなのか。

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コメント

 2001年発行の本にそんなことが書いてあったんですねぇ。
 「スローフード」、「スローライフ」ということばも、そんなに新しいものではないはずなんですが……。

投稿: Keiten | 2005/04/30 20:25

無駄のない人生なんてつまらない。道草しない子供がつまらないようなもんですね。

投稿: かわうそ亭 | 2005/04/30 22:36

本当にそう思います。
<<<今だに道草ばかりしている大人

投稿: たまき | 2005/05/01 11:56

たまきさん どうも。
勝手に「道草という贅沢!!」という讃辞をたまきさんには捧げます。(笑)

投稿: かわうそ亭 | 2005/05/01 22:42

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