シンディー・シーハン
asahi.comの今日の記事から。シンディー・シーハンさんがキャンプ・ケーシーに帰ってきたらしい。
死亡米兵の母親、反戦行動に戻る 米テキサス
AP通信によると、母親の看病のため、テキサス州にあるブッシュ大統領の牧場近くの反戦行動現場を離れていたシンディ・シーハンさんが24日、1週間ぶりに現場に戻った。シーハンさんが不在の間も、支援者らによる反戦行動は続いていた。
この件にについてはこちらを参照してもらうとわかりやすい。【暗いニュースリンク】
政治がらみの社会現象であればわたしは距離をおくが、少々胸を突かれたのは、シンディの年齢だ。48歳である。従軍し戦死した息子を持つ母親の年がわたし自身より下だということにあらためて深い感慨を覚える。わたしの父が招集されたときその母(すなわちわたしの祖母)が、やはり48歳であったと先日聞いた。
なぜか「岸壁の母」のことを思い出した。このモデルとなった端野いせさんが、息子の帰還を信じて大陸からの引き揚げ船が着くたびに舞鶴の岸壁に立ち尽くしたのはいったい何歳の頃のことなんだろうとふと思った。ネットで調べてみると、彼女は1981年に81歳で亡くなっている。ということは、1945年の敗戦が45歳、それから6年間、岸壁に立ち続けたというから、やはり48歳くらいの年齢というのはそういう年頃なんだろうなあ。
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