ブログ再録の口上
吉川幸次郎は「文章自己的好、老婆人家的好」(文章は自分のがよく見え、女房は他人のがよく見える)という中国のことわざをひいて、ときに仕事に疲れたときには自分の書いた文章を読む話をしている。(「自分の文章」全集20)
まあ、のっけから、吉川博士を引き合いにだすのもどうかと思うが(笑)たまたま、むかし書いた文章を読み返してみたら、結構面白くて読み耽ってしまった。というわけで、そんななかから一編をここに再録させてほしい。
下の文章「正義は目かくしをしている」は2000年2月15日にブログに移る以前の、旧い「かわうそ亭」サイトの雑感に書いたものであります。すこし勘違いのところもあるようですが、あえて訂正はせず、当時の文章をそのまま再録します。いま国が進めようとしている裁判員制度について、このあたりのことを押さえておく方がいいんじゃないかなという基本的な考え方は変わっていないのであります。(進歩がないなあ)
なお、写真は今回つけたものです。Goddess of Justice のイメージは建築、絵画、ロゴなど、厖大なリンク集がありました。興味のある方はどうぞ調べてみてください。→こちら。
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