良寛詩集
図書館で『良寛詩集』入矢義高訳註(東洋文庫)をぱらぱとめくり、気に入ったものをいくつかノートに書き写す。
ようやく秋の訪れを実感する今日この頃でありますね。
粛々天気清
哀々鴻雁飛
草々日西頽
浙々風衣吹
我亦従茲去
寒々掩柴扉
粛々として天気清く
哀々として鴻雁飛ぶ
草々として日は西に頽(くず)れ
浙々として風は衣を吹く
我も亦た茲(ここ)より去り
寒々として柴扉を掩(とざ)す
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