« 岩佐美代子/京極派歌人の研究 | トップページ | 無味乾燥こそ面白い »

2008/03/13

わたしの詞華集から

ほんとうに気が向いたときだけだが、そのときどきで、こころに響いた歌や句や詩を専用の小さなノートに書き写す自分のためだけの詞華集がある。
折に触れて読み返す。なんでこんなのを抜いたのかなあ、とふしぎに思う事もあるし、ちょうどそのときの重くしこった自分をふっともみほぐしてくれるような詩に再会する場合もある。
たとえば今夜はこんな歌。
窪田空穂の『鏡葉』から。

人の為に人は生れずその人を
よしとあしきとわが為にいふな

人をしも信ぜむとするこのこころ
持つに悲しく捨てむにさびし

よきところ一ある人は稀なるを
さな求めそといはしきわが父

|

« 岩佐美代子/京極派歌人の研究 | トップページ | 無味乾燥こそ面白い »

e)短歌」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23898/40490954

この記事へのトラックバック一覧です: わたしの詞華集から:

« 岩佐美代子/京極派歌人の研究 | トップページ | 無味乾燥こそ面白い »