Margaret Atwood: MaddAddam: Book 3 of The MaddAddam Trilogy
Margaret Atwood: The Year of the Flood
Margaret Atwood: Oryx and Crake
Johan Theorin: The Quarry: Oland Quartet Series 3
Johan Theorin: Echoes from the Dead: Oland Quartet Series 1
Jennifer Egan: A Visit from the Goon Squad
Russell Hoban: Riddley Walker
Julian Barnes: The Sense of an Ending
池内 紀: 出ふるさと記
オルハン パムク: 白い城
クリスチアナ・ブランド: 猫とねずみ (ハヤカワ・ミステリ 472)
池内 紀: 文学探偵帳
グレッグ・イーガン: プランク・ダイヴ (ハヤカワ文庫SF)
リチャード フォーティ: 生命40億年全史
P・G・ウッドハウス: 感謝だ、ジーヴス (ウッドハウス・コレクション)
薄上 秀男: 発酵肥料のつくり方・使い方
Paolo Bacigalupi: Pump Six: And Other Stories
アルバート・ハワード: ハワードの有機農業 下 人間選書 245
Paolo Bacigalupi: The Windup Girl
源氏物語〈第6巻〉宿木~夢浮橋 (ちくま文庫)
John W Dower: Embracing Defeat: Japan in the Aftermath of World War II
Nelson DeMille: The Lion
Ken Follett: The Pillars of the Earth
Kate Morton: The Forgotten Garden
Carlos Ruiz Zafon: The Shadow of the Wind
Darkmans
E. M. Forster: Howards End (Penguin Twentieth-Century Classics,)
Howard Jacobson: The Finkler Question (Man Booker Prize)
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「俳壇」3月号に池波正太郎の俳句が掲載されていた。鬼平や剣客商売に俳諧師は登場しない。登場人物が発句をたしなむという設定もあったはずだが、ほんのさわりでさして重要なものではなかったはずである。だから、池波正太郎に句集『泥麥集』があるというのはすこし意外な気がした。戦争末期から戦後にかけて、十八歳から二十三歳のころ、「めったやたらに俳句や短歌のようなものをつくっていた」そうな。もっとも掲載されている句を見る限りでは、さして巧いものではない。ご本人が俳句「のようなもの」と書いておられるとおりかもしれない。多くは兵隊にとられていたあいだに見聞きした田園風景がモチーフになっているようだ。
2010/02/23 d)俳句 | 固定リンク
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