2010年みすず読書アンケート
今年の「月刊みすず」の読書アンケートから、実際に読むかどうかはとにかく、気になる本として印をつけたもの。今年はあんまり多くない。
回答者と書名をリストアップしておく。どういう専門分野の人がどういう本を推したか、というのも興味深い。
早川尚男(物理学者)
『近衛文麿—教養主義的ポピュリストの悲劇』筒井清忠(岩波現代文庫)
名和小太郎(情報システム論)
『アインシュタインの反乱と量子コンピュータ』佐藤文隆(京都大学出版会)
三島憲一(ドイツ思想)
『ニーチェ伝——ツァラトゥストラの秘密』ヨアヒム・ケーラー(青土社)
松野孝一郎(生物学)
『闘うレヴィ=ストロース』渡辺公三(平凡社)
上山安敏(思想史)
『現代思想の断層—「神なき時代」の模索』徳永恂(岩波新書)
市村弘正(思想史)
『リベラル・デモクラシーと神権政治』柴田寿子(東京大学出版会)
小林澈郎(物理学)
『証言・フルトベングラーかカラヤンか』川口マーン恵美(新潮選書)
長田弘(詩人)
『マリーナ・ツヴェターエワ』前田和泉(未知谷)
小野正好(考古学)
『鑑真』東野治之(岩波新書)
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