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2011/04/13

又兵衛桜に逢う

大宇陀の又兵衛桜を見に行く。
ちょうど満開で、しみじみこころにしみるような感動を味わう。涙ぐみたくなるようなけなげさ。有り難さ。

後藤又兵衛は、黒田如水の家臣、豊臣方で大坂の役を戦い討ち死にしたというのが、定説であるが、命を拾われてここ宇陀の山里に隠遁したという言い伝えもある。
その屋敷跡とされる石垣に、いまも樹齢三百年以上とされる枝垂桜が残る。
瀧のように落ちる瀧桜とも、また館の主の名をとって又兵衛桜とも呼ばれる。

多くの人が訪れて静かに飽かず眺めていた。
野暮な花見客などいなかった。

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