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2011/05/24

はじめての人のパソコン教室 其の三

今回は、メールのことについてお話します。

メールというのは、携帯電話でみんなが利用していますから、比較的なじみやすく敷居も低いと思います。
ただし当面は、メールは家族や親戚など、親しい相手とだけやりとりをするものだときめておいてください。知らない人からきたメールには返事をする必要はありませんし、しないほうが安全です。
しかし、いざ未知の人からメールが来るとこれはなにか大事な用件なのではないか、そもそもほとんど誰も知らない筈の自分のメールの宛先を、この差出人が知っているはなぜだろうと思われるかも知れませんね。

これは単純なからくりで、かれらはべつにこちらのメールアドレスを知っているわけではないんです。手口はこうです。

たとえば、これは架空のものですが、たとえば自分のメールアドレスが

suzuki@ktv.ne.jp

だったとします。こういう場合「@」(「アット」とか「アット・マーク」と読みます)以下の「@ktv.ne.jp」というのは、たとえばそのケーブルテレビ会社のインターネットサービスの加入者には全員共通です。ですから同じ「@ktv.ne.jp」の前に、なにかのアルファベットや数字の組み合わせがあるだけだということになります。
そしてここには意味のある言葉を使いたがるのが人間の習性ですから、適当にスズキとか、グリーンとか、スピードとかの意味のある単語を入れてやると、そういうメールアドレスが実際に存在するという確率はかなり高いことがわかると思います。

もちろん、手作業でいちいちそういうメールアドレスを作るのはばかばかしくて誰もやりませんが、コンピュータでアルファベットや数字の組み合わせを作らせると数分で何千万件というメールアドレスが出来てしまいます。
あとはこれを人のパソコンなどに紛れ込ませて、分散して発信するのです。

かりに的中率が千分の一だったとしても、一億件メールを打てば十万人に実際にメールが届きます。実際にそういうことがおこなわれています。

インターネットの接続業者(たとえば今回契約したケーブルテレビ会社)のほうも、こういう手口で不規則な大量メールを送ってくる相手はすぐに特定できますから、こういうメールが入って来ないようにブロックしたり、利用者に届かないように工夫はしているのですが、これもいたちごっこになっているのですね。

まあ、じっさいはメールを送るほうも摘発される危険がありますから、すぐに実害があるような詐欺まがいのメールがくるようなことはまずありませんが、知らない人からメールがきたら、気持ちは悪いと思います。しかし、むこうの手口はいま説明したようなことですから、気にする必要はまったくありません。郵便物のダイレクトメールとおなじようにすぐに捨ててしまってかまいません。
とくに心当たりのないメールは、中身をひらかずに捨ててください。いちおう内容を見てからというのが、実生活では常識でも、ことインターネットやメールではいわゆるコンピュータウィルスの危険がありますから、メールを開かないほうが賢明なのです。
メールのご注意はそれくらいです。

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