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2012/03/30

ブログ再発見

自分の生活記録をとっていくのに、むかしの人なら、日記をつけた。政治家や名のある人物であれば、当然、後世に公表されることを念頭に置いて記録していっただろうし、無名の人であっても、自分の死後に他人が読んでもいいように書くという日記もあっただろう。
まあ、たいていの場合は、あまりに私的なことが書かれていたりするものだから、ある時期になると「かゝるものは焼捨つるに如かずと直ちに後園に持出でし」(永井荷風)という仕儀になるのかもしれないけれど。

しかし、どんなささやかなことであっても、おりに触れて感興の動くことはあるものだから、それを記録していくことは、たのしいことであり、またもしそれを誰かに読んでもらえるとしたら、そのよろこびも倍加する。
もともとブログというのはそういうときに、うまく機能するものだった。

ところが、これはわたしの場合だが、さまざまなサービスを利用するようになると、自分の生活記録を、どの媒体を中心につけていくのかということが、しだいに「拡散」してしまう。
とくに iPhone のおかげで、いつでもどこでも、簡単につぶやいたり、写真を撮ってアップしたりできるので、Twitter と Facebook への投稿が多くなる。だが、このどちらもたいへん魅力的なサービスだとは思うのだが、それぞれ一長一短がある。Twitter は、やはり流れていく感覚がいいのであって、ここに生活記録的な要素を求めるのは場違いであるような気がする。Facebook は、とくにタイムラインになってからは、リアルタイムの自分史の記述のようでわくわくさせられる面はあるが、わたしのように友達の少ない行動範囲の狭い人間にはちょっと気の引けるサービスだし、また、文字の打ち間違いの訂正が簡単にできなかったり、写真のサイズやレイアウトなどが、全部おまかせなのが、いらっとくることがあるんだなあ。

ということで、ほかの方はどうかしらないが、案外、ブログというツールはけっこういいじゃん、ここに生活雑記をどんどん書けば誰でも読めるから風通しもいいし、それをFacebookのタイムラインに反映させてしまえば、あとあと、自分の活動のログにもなるじゃん、といまさらながらに思った。ブログの再評価でありますね。

ということで、里山の暮らしの細々したことを、一日の終わりに細切れでエントリーするようなやりかたを試してみることにします。

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