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2012年4月

2012/04/28

トマトとナスを植える

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今日も快晴。百姓見習いは7メートルの畝二つに油粕、鶏糞堆肥を30センチ掘り下げて施肥。その後、土を戻し、軽く管理機をかけて、黒マルチを張り、それぞれトマトとナスの苗を10本ずつ定植。たったこれだけの植え付けに、ほぼ4時間くらいかけている。

予定表(これはほぼ毎日、作業開始前に相棒と打ち合わせしながら作成しているのだが)の段階では、そんなにしんどい仕事とは思わなかったが。

要領が悪いし、そもそもここまで苦労して元肥をしておく必要があるかどうか、正直、疑問。それでなくとも、ぎっくり腰ぎみなんだしさ。(笑)

たとえばトマトで有名な永田農法では、基本的に元肥はなし、やせた土地に根切りした苗を適当に植えて、後は計算した量の液肥をやるだけという合理的な(体力の消耗も少ない)方法で、あっと驚くようなできばえに(少なくとも本の写真では)なっている。

この間、年寄り百姓のほうは、夕方にたんたんとスイカ、ゴーヤ、カボチャ、シシトウをそれぞれ3株ずつながら植え終えてすました顔である。まいるよ、実際。

まあ、鍬の使い方の練習と体力づくりと割り切って楽しむのがよいかな。
久しぶりに飲んだビールは間違いなくうまかった。


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2012/04/27

本日の作業

やっと朝から一日中快晴が続いた日でした。こういう日ばかりだと、農作業ははかどるが、その分、体を酷使して腰を痛めたりする。
午前中に土手の草を刈るために刈り払い機のエンジンをかけようと紐を引いたときに、ちと体勢がおかしくて軽いぎっくり腰状態に。
深刻なものではないのだが、なんだか爆弾抱えているような感じでまいった。とりあえず相棒と2時間ばかりの作業で、予定した面積は刈り終える。
午後から、夏ものの苗を仕入れにいく。
スイカ、カボチャ、ナス、ピーマン、トマト、シシトウ、キュウリなど全部で4500円ほど。


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2012/04/20

筍と櫟のこと

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朝に雨が上がり、昼前から青空も見えてきたので、山仕事を少々。笹薮を切り開くのもだいぶ要領がよくなった。安全靴を買って足下がしっかりしたことが大きいかもしれない。
雨上がりだったので、筍がにょきにょきあちこちに出ていた。12、3本、山で皮を剥いてもって帰る。もう今年は、筍は堪能したなあ。(笑)

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家に帰ると、入れ違いだったが、Sさんが来て、櫟の苗木を20本ほど置いて行ってくださったとのこと。
山の薮を刈っていることを知って、帰郷記念を兼ねて、好きな樹の苗を刈ったあとに植えなさいな、というご親切である。ありがたいことである。苗木はもう芽も出ている良好な状態。とりあえず畑に仮留めしておいて、来週あたり天気のいいときに植えてしまおうと思う。

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2012/04/18

管理機の整備

昨日、午後から管理機に少し負荷をかけたのか、夕方仕舞おうとしたら、何度リコイルの紐を引いてもエンジンがかからなくなった。仕方ないので、一晩置いて今日の午前中に清掃を兼ねてすこし整備をおこなった。
行ったのは以下の手入れ。

  1. 燃料フィルター(写真左上)を取り外し溜まった泥状の澱を取り除く
  2. フロントカバーを取り外し点火プラグにゆるみ等の異常がないか確認
  3. 燃料パイプをいったん閉じてキャブレター内のガソリンを排出

ここまでやってエンジンを掛けてみたら、5回目くらいでなんとか始動。真っ黒な排気を出してときどき咳き込むが、なんとか回転数を落としてもアイドリングできるようなので、15分ばかり暖機運転して休ませる。その後、クボタの販売店に行って、オイル交換の手順を確認して以下の作業。

  1. エアクリーナーエレメントを取り外し、オイルを捨ててオイルパンともども紙ナプキンで底にこびりついた泥を取り除き、(写真右下)灯油で洗い、新しいエンジンオイルを入れる。
  2. エンジンオイルをすべて排出し、新しいものと入れ替える。(写真右上)

聞けば、10年ばかり前に購入してから一度もオイル交換せずに使ってきたらしい。さすがにオイルが真っ黒になっている。
以上の整備を行って、半日置いて夕方始動したら、軽くリコイルを引いただけで、軽快な音が鳴り響き、エンジンが無事吹き上がった。

いまのクルマはエンジン部分もコンピュータ制御の電子部品が組み込まれているからボンネットを開けてもわたしレベルではお手上げだが、耕耘機は、中学か高校で習った燃焼エンジンの原理で理解できるのでなんとか基本的な手入れはできるのがうれしい。

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2012/04/14

今日の筍

今日の筍。
雨の後はたくさん出ているが、5本ばかり穫ったあとは、もう掘るのがめんどくさいので見つけても見て見ぬ振り。(笑)
なにしろ、素人仕事だから、要領悪く、一本掘り上げるのに、はあ、はあ、と息切れ、汗だくになる始末。笑い事ではない。これは重労働だわ。
もともと、隣の竹林から地下を通ってこちらに竹が遷移しようとしているのを防衛しなきゃならんので、既に地表に数センチ出ているのはどんどん蹴飛ばして地上部分を折る必要があるのだ。(あとで竹になるのが困るので)


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2012/04/13

トウモロコシと春ダイコン

まだ土がすこしやわらかい状態だったが、午後からはまた雨の予報だったので、急いでトウモロコシと春ダイコンのタネをまいた。
トウモロコシはタキイの「キャンベラ86」、いわゆるスイートコーンである。黒マルチをして、30センチの間隔でカットする。
3粒まきが推奨だが、ちょっとけちって2粒まきで38箇所にタネをまく。

春ダイコンはトーホクの「春の都」。タネ袋の惹句は「とう立ちの遅い青首総太り」とのこと。こちらは一カ所に5粒づつ。


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ブロッコリー苗など

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5日前に写真をアップしたときは、ようやく本葉が出始めた状態だったが、ここ数日で成長が加速しているようだ。そろそろ定植のために畝を仕立てなきゃいけないが、ちょっとお天気が安定しない。
72穴のプラグトレイで、どれもほとんど欠損なしに育っている。

上から、コールラビ、ブロッコリー、チマサンチュ。

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2012/04/09

5号コンポストの切り返し

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③コンポストの切り返し

5号コンポスト・ビンを設置して約2週間。この間、枯れた萱を押し切りカッターで刻んだもの(藁のかわり)山の腐葉土、朽ちた竹、ぼろぼろにくずれた椎茸のほだ木の皮、風に折りとられた小枝、とった雑草などを積んで、ときどきヌカをサンドイッチにして踏みつけて圧縮してきた。
最初の切り返しは、解説書によれば1週間後くらいがめやすのようなので、ちょっと遅れ気味。ただし、最初の1週間は乾燥した枯萱が中心だったので、干し草のようなものだったから、ちょうどいい頃合いだろう。窒素分として尿素を入れたり、鶏糞をまぜたりする人もあるようだが、植物質だけの材料でつくる人もいる。わたしの目的は、主として土壌改良だから(肥料ではなくて)基本的に動物性のものはあまり入れない方針。

いったん、コンポスト・ビンからフォークやスコップをつかって全部を掻き出す。水分が多すぎてぐちゃぐちゃになった部分と、水が通らなかった箇所はからからに乾燥した状態で出てくる。下の方は踏み固められてかなり圧縮されているのだが、このあたりの層が水分が多すぎて腐敗臭がするので、臭いかたまりはスコップでとりわけて、土に埋め戻す。

全体を何回も切り返してなじませると、今日はとくに気温も高く、また風の通りがいい場所なので、水分も適度に飛んで全体にしなっとした感じの生堆肥原料という感じになる。においは、腐敗臭よりはましだが、山の腐葉土よりはアンモリア臭が強い感じでまだ好ましいにおいではない。一晩おいて、明朝、積み戻す予定なり。


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ネギの土寄せほか

本日の作業(午前)

①二十日大根に不織布をベタ掛け

モンシロチョウがちらほらと姿を見せだしたので、木津川のいずみ農園から持ち帰った余り物の不織布をつぎはぎでベタ掛けする。

②ネギの土寄せ
3月19日に定植したネギ苗は、無事、活着した様子。あれから3週間になったので、第一回目の土寄せを行う。1週間ばかり前に、軽く「8-8-8」の化成肥料をぱらぱらと撒いている。

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2012/04/08

ブロッコリー苗など種まきから26日めの様子

7056159535_1a847c475b_o3月12日に、チマサンチュ(写真下)を、13日にコールラビ(写真上)とブロッコリー(写真中)を72穴のプラグトレイに種まきして、霜よけの不織布でくるんで育成してきた。

おおよそ26日目の状態。
そろそろ本葉にかわり始めたようだ。

これからは、それぞれ1本の苗に仕上げなきゃならんが、ここからがむつかしい。

水をやり過ぎては徒長してしまうので、早朝1回のかん水で昼間はすこし萎れるくらい、翌朝、戻っているというのが適量の水やりとなる。
——と、某試験場の資料に書いてありますな。知識だけは、豊富だが、実戦が伴わんと、また年寄りに嘆かれそうだ。(笑)


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筍を掘る

そろそろ山に筍が出てくるころあい。
どうせお前らが行っても、よう見つけきらんじゃろうと母が同行。だいたいどのあたりを探せばいいか事前に聞いてはいたが、ぜんぜんわからん。まだ出てないのかしら、と思っていたら、「ほら、ここに」と母。あれま、たしかにあるわいな。
盲亀浮木というほどではないが(当たり前)長年の町暮らしで鈍った目では、なかなか発見できないのでありますね。
その後、自力でも一本発見。とりあえず朝取りの筍4本。今夜は筍ご飯にしよう。

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2012/04/06

春大根とトウモロコシの畝立て

本日の重労働は、10メートルの畝を4本、苦土石灰、牛ふん堆肥、菜種油かすを施して土作り。
2本の畝を来週の種まきに備えて仕上げる。
植える予定は春大根とトウモロコシなり。


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枝豆とキュウリをポットで栽培

昨日、準備しておいたポットに赤玉土を敷き。畑の土とコンポスト2号の底の土を篩にかけて混合したものを半分、のこり半分をタキイの培養土20ℓ(699円也)で充填し、キュウリを30個、枝豆を64個仕込む。さてうまく発芽してくれるかどうか。

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ニンジン発芽

3月22日にタネを撒いて不織布を掛けておいたニンジン(時無五寸と黒田五寸)が、そろそろ一斉に芽を出し始めました。まだ不織布を突き上げるような勢いはないが、すこし止め具をずらして、ゆとりをもたせてやった。朝晩は冷え込みが続いているので、一気に成長を始めるにはもう少し時間がかかりそう。
ニンジンは発芽率が低いので、発芽するかどうかがポイント。
もうすこし小さな畝でビニールトンネル内で栽培した経験はあるのだが、この寒い時期に露地でどうだろうと心配していた。

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2012/04/05

ポットを準備

枝豆とキュウリをポットで育てることにした。むかし買った苗の使い古しの3号ポットの土を一応洗い落として再利用。全部で95個あるはず。

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本日のコンポスト5号の様子

本日のコンポストの様子。材料は山の落ち葉、分解寸前の笹、朽ちた竹、小枝、椎茸のほだ木の廃材、枯れ萱、雑草などを1メートル四方の木枠に50センチくらいに積み、ヌカをサンドイッチ状態にしている。シートをかけて置けばもうすこし温度があがるかな。

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2012/04/04

竹炭を袋詰め

一昨日、一斗缶に入れておいた竹の消し炭を篩にかけて、袋詰めする。
午前中、ポット用の培養土を買うついでに、キャベツとレタスの苗を少し買ったので、定植する穴に竹炭を敷いて植えてみる。

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斧の柄を削る

古い道具類を少しずつ手入れをして、きちんと使える状態に戻していくのは、大げさに言うと一種のタイムマシーンに乗っているような気分になる。たぶんわたしの祖父が愛用していたかもしれない山道具など。刃の赤錆は研げば元通りの黒光りになるのだが、差し込まれた柄の部分は朽ちて弱くなっている。すこし短くなるが、切って削ってもう一度嵌める。

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2012/04/02

竹炭をつくる

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山作業で倒れている竹を解体したので、竹炭をつくることにした。
店で買うような竹炭は、本格的な炭窯の高温で焼くはずだが、畑に入れるのであれば、そんな上等なものは必要ない。というより、むしろ野焼きの低温状態でできるやわらかい消し炭のほうが土壌の改良には最適なのだ。
顕微鏡で見ると微細な孔がたくさんあるので、微生物を定着させ、水分を保持し、空気を保つ。こういう炭の構造をポーラス(多孔質)という。
——なんて、知識だけは「現代農業」でしっかり頭に入れているのだが、なんせ実技が伴わないからなあ。(笑)ちゃんとできるかどうか、予行演習してみた。
けっこういい炭をとることができました。竹はいくらでもあるから、時間をかけて燃やすことにしよう。

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4月の遅霜

八十八夜の別れ霜(ようやく霜とおさらば)なんて言葉もあるように四月も早朝は油断すると新芽を霜にやられる。今日のうちの畑はこんな様子。

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鯛と烏賊

午前中の作業の準備をしていたら、来客。下関に住む叔父である。
今朝、唐戸市場で手に入れたと、鯛と烏賊を頂戴する。よく考えると、間もなく父の誕生日であった。本人は通院で留守だったが(ってわたしが運転手で送り迎えをするのだが)、まあ、そのほうがいいやね、とのこと。
畑や庭木の剪定についていろいろ教えを請う。
かみさん曰く、さっそく持って帰った出刃包丁を研がなくてはと。がんばれ。(笑)

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ネギ発芽

先月の15日に種まきした九条ネギがだんだんと発芽してきた。2週間とすこしかかったことになる。同じ日にまいた下仁田ネギのほうはもう少しかかりそうだ。
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2012/04/01

4月の植え付け予定

スイートコーンの畝を準備する。
収穫ももちろんのぞみだが、トウモロコシは吸肥力が強いので、過剰な土壌栄養分をいったんリセットするのも目的。こういう作物をクリーニング・クロップという。

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本日の営繕

貧乏臭い話で恐縮だが、安物の手鍬の柄が腐って折れてしまっても、なんとか修理して使えるようにしたいと思うんだなあ。
番線で締め上げて、もう少し延命処置。(笑)

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