あおむしと緑の親指
なかなか晴れた日が続かないので、圃場が乾かずブロッコリーの畝が立てられずにいるのだが、そうこうするうちにモンシロチョウがプラグトレイの苗に卵を産みつけてしまった。
本葉に白い筋状の食害痕、葉の裏側に瘡蓋のような固まりがあって、尖った目打の先で突くと卵か蛆のようなものが出てくる。すでに青虫になったやつもいる。絵本では人気者だが、百姓にとっては憎っくき「はらぺこあおむし」なんだよね。
こいつをつぶして親指の先が緑に染まるので、園芸家のことをグリーンサムと言うんだ、なんていう人もいるが、英語のイディオム(to have a green thumb)は、もう少し意味が広いようで、植物を育てるのが上手な天性のギフト(才能)というくらいの意味のようだ。いずれにしても、産みつけられた卵は仕方ないから、葉っぱを食い荒らされる前に青虫をしらみつぶしに(ってヘンな言い方だな)つぶしてしまわねば。
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