« 物売りいろいろ | トップページ | 鉄の爪 »

2012/12/24

冬の日

8302635442_9263aa19f8_c

巷はイヴのにぎわい、小雪が舞ってホワイト・クリスマスとかなんとか、言ってますが、我が家は、別に嫌がらせではないが、御院主さんにお越し願って御取越である。

旧暦の霜月二十八日は親鸞上人のご命日。これを御正忌といいます。俳句の季語でもある。歳時記をひくと、別に親鸞忌、報恩講、御講、お霜月、御七夜と並んでおります。御七夜というのは、本山で七昼夜連続の法要をおこなうから。
門徒の間では、本山の修忌の前に繰り上げて営むことになっていて、ためにこれを御取越とか引上会と呼ぶのである。
どうせ今日は粉雪が舞う寒い一日、暖かい室内で冬籠りとしゃれ込むとしよう。

野良に出ず山にも行かず御取越  獺亭



|

« 物売りいろいろ | トップページ | 鉄の爪 »

d)俳句」カテゴリの記事

コメント

な~るほど!
私はずーっと、聞き間違いかと思っていた「ごえんさん」の意味を理解しました。
御院主さん、御院さん→東海、北陸地方で訛って「ごえんさん」なんだそうです。歳をとると、物知りになります。。

おちついた素敵な生活ですね。
写真もとてもいいです。

投稿: mimo | 2012/12/25 19:06

へえ「ごえんさん」というのは知りませんでした。
この日の御院主さんには、もうすこし村の寄り合いに出てこんと、そのうち「ありゃあ、誰かいね」なんて言われるぞ、と叱られました。耳がいたいが、坊さんは苦手じゃ。(笑)

投稿: かわうそ亭 | 2012/12/25 19:55

本年も宜しくお願い致します。私のところで(富山)は、ご院主さんも、ごえんさんもという呼び方も耳にしたことがありません。御取越とか引上会いう語も使いません。これは「報恩講参り(ほんこさんまいり)」と言っています。ところで、ちょうど北陸では、11月末がが冬の入り口となり、「御満座荒れ」ということばがあります。「満座(日)=御七夜の最終日(=親鸞忌)」です。

投稿: かぐら川 | 2013/01/05 18:18

かぐら川さん 今年もどうぞよろしくお願いいたします。
御満座荒れ、これまた知らない言葉でした。年をとるとこういう言葉がしみじみ身にしみます。

投稿: かわうそ亭 | 2013/01/05 19:40

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/23898/56384171

この記事へのトラックバック一覧です: 冬の日:

»  《御満座荒れ》の「御満座」とは・・・ [めぐり逢うことばたち]
 《御満座荒れ》の「御満座」とは何なのですか?――との問いに、“暦的観点に限って”お答えしておきたいと思います。(浄土真宗の教義に関わる部分については、「満座」の意味よりも「報恩講」の意味の方が大切でしょうし、そうなれば言うまでもなく私の手には負えないからです。)  「御満座荒れ」の“満座”とは、浄土真宗の本山で親鸞聖人の命日を控えて一週間にわたっておこなわれる「報恩講」の最終日(満願日/満座日)のことである。報恩講の頃にやってくる冬の荒天のことをそれにちなんで「御満座荒れ」と呼ぶようにな... [続きを読む]

受信: 2013/01/05 18:31

« 物売りいろいろ | トップページ | 鉄の爪 »