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2015/07/17

ジャズ本その他

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この間に読んだ図書館本。

『ロンドン塔 光と影の九百年』出口保夫 (中公新書/1993)
映画などでも、ときどき投獄される貴族や王族が船でロンドン塔に連行される場面があるけれど、ああ、あれがトレーターズ・ゲートだったのか、といまさらの納得。

『イギリスの大貴族 』海保眞夫(平凡社新書/1999)
本書より引用。「実はイギリス貴族にとって唯一重要なのは、あくまでも土地に基礎をおく経済力であって、血統ではない。「貧しいけれども精神は貴族」などというのは、むしろ中産階級の発想であり、富を持たない貴族など物の数にも入らないのである。(p.148)」ぎりぎりの裸でゐる時も貴族、という俳句がありましたが、はは、中産階級の発想でしたか。映画、小説でおなじみのノーフォーク公爵家の歴史が簡潔にまとまっていて重宝。

『歌おう、感電するほどの喜びを!』レイ・ブラッドベリ(早川文庫/2015)
ショートストーリー18篇。翻訳は伊藤典夫、村上博基、吉田誠一、宮脇孝雄、新版。ブラッドベリはあまり読みやすくないし、面白くないものは、ほんとに面白くないので、あまり好きではない。やはり、『ウは宇宙船のウ』とか『刺青の男』、『火星年代記』あたりで十分かな。

『ジャズ・レディ・ イン・ニューヨーク ブルーノート・レコードのファースト・レディからヴィ レッジ・ヴァンガードの女主人へ』 ロレイン・ゴードン/バリー・シンガー(DU BOOKS/2015)
長々しいタイトルながら、これで本書の説明になっておるな。翻訳は行方均。ビバップからクールあたりまでのジャズ愛好家には面白い一冊。フリージャズになるともうパスだけど。セロニアス・モンクやマイルス・デイヴィス、ウィントン・マルサリスなどは当然として、バーバラ・ストライザンドやキッシンジャーまで登場する。(好意的な語り方ではないけど)



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